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貴船神社 京都の恋愛パワースポット

水の都とも称される京都において、とりわけ水に縁が深いのがここ貴船神社です。鴨川の源流の一つである貴船川のほとりに鎮座し、古くから京都市民を見守ってきました。

 

水の供給を司る神様を祀った貴船神社ですが、本宮から少し離れた「結社」が、京都のみならず全国でも有数の縁結び神社として知られています。平安時代の女流歌人・和泉式部も参拝に訪れ、恋の願いが成就したことでも有名です。

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結社のご祭神・磐長姫命は、妹の木花開耶姫と同じ神様に嫁いだのですが、磐長姫の外見を好まれず、彼女だけ戻されてしまいました。傷ついた磐長姫は、せめて世の人々には良縁を授けようと縁結びの神になったといわれています。そんな磐長姫の強い思いが、強い縁結びパワーに繋がっているのでしょう。

 

参拝順序は、本宮→奥宮→結社の順が古来からのしきたりです。結社だけお参りしてもご利益が薄い、時間が掛かるとのことですので、必ず3社巡りましょう。

 

それぞれ歩いて5分ぐらいの距離ですが、一本道なので迷うことはないと思います。ここ貴船神社は、絵馬発祥の地でもあります。思い思いの願いを込めて絵馬に託してみてはいかがでしょうか。

 

アクセスは京都駅から最寄り駅の叡山電鉄貴船口までスムーズに行って約1時間です。ただ乗り継ぎが多く、しかも本数が少ないので、計画を立てて行かないと思いのほか時間をロスします。Yahoo!路線情報などで乗り継ぎ情報を得てから向かうと安心です。

 

貴船口駅から貴船神社本宮までは2kmで距離的には徒歩25分くらいなのですが、坂道の連続なので少なくとも30分は見ておきましょう。神社までの道のりは脇に貴船川が流れ、秋には紅葉を愛でながらの気持ちのいい散歩道です。

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とはいっても駅からバス(約5分)を利用する方が圧倒的に多いです。ただしバスは朝9時台が始発になりますので、朝一で参拝をお考えの場合は注意が必要です。タクシーは駅前どころか付近すら走っているのを見かけませんでしたので、アテにしないほうがいいでしょう。

 

余談ですが、貴船神社はわら人形を五寸釘で打ち付けて相手を呪う“丑の刻参り”発祥の地でもあります。この地にみなぎる強力なパワーが「良い願いにも悪い願いにも効く」ということかもしれませんね。

 

本宮

バス停から一番近い場所にある本宮でまずはお参りします。どこの神社でも同じことですが、まずは本宮(本殿)から別宮の順でお参りするのが参拝のルールです。

 

本宮の門前に広がる84段の石段とそれに沿った春日灯籠の光景は圧巻です。

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結社で使う「結び文(200円)」はここ本宮でしか売っていないので、忘れずに買っておきましょう。結び文は自分の思いをしたためて、結社の「結い処」にくくりつけて祈願するものです。

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水に浮かべると文字が浮かび上がる「水占みくじ(200円)」もこちらの特徴です。良く当たると評判のおみくじなので、縁結び祈願の前の運試しにいいのではないでしょうか。

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奥宮へは縁結びの結社を横目で見ながら奥に進むことになります。はやる気持ちを抑えてまずは奥宮に向かいましょう。

 

奥宮

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奥まった場所にあるせいか、本宮に比べて人が少なく静かです。下調べをしていない参拝客が、本宮だけで帰るケースが多いのです。ですが、元はこちらが本宮でした。

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奥宮本殿の下にある龍穴は、大地の気が吹き上がる神聖な場所なので、決して人目に触れさせないようになっています。強い気に溢れた、正にパワースポットと呼ぶにふさわしい場所です。

 

連理の杉

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杉と楓、異なる種類の木々が寄り添うように立っている姿に、異なる出生の地で結ばれた夫婦や男女の仲の良い様子に例えられたご神木です。

 

結社

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本宮と奥宮の間にあるので、「中宮」とも呼ばれています。縁結びで訪れた方にとっては、一度通り過ぎているだけに待ちに待った縁結び祈願に心躍るものがあるでしょう。

 

ご祭神の磐長姫は、確かに容姿は良くなかったらしいですが、心優しく、芯の強い女性であったと古文には記されています。

 

失意のうちに出戻りとなってしまった磐長姫は“傷ついた分だけ人に優しくなれる”ではありませんが、自分が良縁に恵まれず悲しい思いをしたので、せめて他の人々には良縁を授けましょう、といった心根の優しい神様です。

 

人間臭い物語に改めて魅力を感じてしまいます。そんな性格美人からありがたくご利益を授けていただきましょう。

 

参拝のあと、本宮で買って記入した結び文を結い処に結びます。結社は無人なので売っていません。買い忘れたら本宮まで戻る必要があります。くれぐれも買い忘れにご注意ください。

 

ご神木「相生の杉」を観るのも忘れずに。
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同じ根から生えた2本の杉。樹齢千年。相生→相老い、つまり夫婦共に長生きし、仲睦まじい老夫婦の様子を伝える縁起物です。

 

おまけ

貴船川(き「ぶ」ねがわ)と貴船神社(き「ふ」ねじんじゃ)は読み方が異なります。これは貴船神社のご祭神は水の神様なので、水が濁りを嫌うからだそうです。


京都市左京区鞍馬貴船町180